データパッケージの構造¶
データパッケージとは、EML規格でデータやメタデータを 管理する時の最小単位です。
データパッケージの内容¶
データパッケージは以下の内容から構成されます(下図は概念図)。
種類 | 必須 | 個数 | JDC での入力方法 |
パッケージ全体に関するメタデータ | 必須 | 1 | 「全体的メタデータ」に入力 |
個々のデータファイルに関するメタデータ | x | 0以上(必要なだけ) | 「データファイル」に入力 |
データファイル | x | 0以上(必要なだけ) | 「データファイル」にファイルをアップロード |
データファイルの取り扱い¶
EML規格では、データファイルをデータパッケージに組み込む方法を 選ぶことができます。
- データファイルのメタデータだけ、データパッケージに含める方法。
データの利用を希望する人は、パッケージ全体のメタデータに 書かれている連絡先に連絡を取り、データの利用について 個別に交渉する必要があります。
何らかの事情でデータを公開できない場合は(絶滅危惧種に関するデータや、 知的所有権により公開が制限されているデータなど)、この方法を 選びます。
- データファイルにアクセス可能な URL を記述する方法。
データファイルが既に他のウェブサイトやデータベースで公開されている場合は、 そのURLをメタデータに記述して、利用者をそのURLに誘導することができます。
- データファイルを直接データパッケージに含める方法。
メタデータと一緒にデータファイルも入手できるため、利用者にとっては 一番利便的な方法です。特に問題がなければこの方法を選ぶようにしてください。