データパッケージの構造

データパッケージとは、EML規格でデータやメタデータを 管理する時の最小単位です。

データパッケージの内容

データパッケージは以下の内容から構成されます(下図は概念図)。

種類 必須 個数 JDC での入力方法
パッケージ全体に関するメタデータ 必須 1 「全体的メタデータ」に入力
個々のデータファイルに関するメタデータ x 0以上(必要なだけ) 「データファイル」に入力
データファイル x 0以上(必要なだけ) 「データファイル」にファイルをアップロード
../../_images/eml_datapackage_structure2.png

データファイルの取り扱い

EML規格では、データファイルをデータパッケージに組み込む方法を 選ぶことができます。

  1. データファイルのメタデータだけ、データパッケージに含める方法。

    データの利用を希望する人は、パッケージ全体のメタデータに 書かれている連絡先に連絡を取り、データの利用について 個別に交渉する必要があります。

    何らかの事情でデータを公開できない場合は(絶滅危惧種に関するデータや、 知的所有権により公開が制限されているデータなど)、この方法を 選びます。

  2. データファイルにアクセス可能な URL を記述する方法。

    データファイルが既に他のウェブサイトやデータベースで公開されている場合は、 そのURLをメタデータに記述して、利用者をそのURLに誘導することができます。

  3. データファイルを直接データパッケージに含める方法。

    メタデータと一緒にデータファイルも入手できるため、利用者にとっては 一番利便的な方法です。特に問題がなければこの方法を選ぶようにしてください。