データパッケージの構造 ======================== データパッケージとは、EML規格でデータやメタデータを 管理する時の最小単位です。 データパッケージの内容 ------------------------ データパッケージは以下の内容から構成されます(下図は概念図)。 .. csv-table:: :widths: 4 1 2 4 種類 , 必須 , 個数 ,JDC での入力方法 パッケージ全体に関するメタデータ, 必須 , 1 ,「全体的メタデータ」に入力 個々のデータファイルに関するメタデータ, x, 0以上(必要なだけ), 「データファイル」に入力 データファイル , x, 0以上(必要なだけ) , 「データファイル」にファイルをアップロード .. figure:: eml_datapackage_structure2.png :scale: 100% データファイルの取り扱い -------------------------------- EML規格では、データファイルをデータパッケージに組み込む方法を 選ぶことができます。 A. データファイルのメタデータだけ、データパッケージに含める方法。 データの利用を希望する人は、パッケージ全体のメタデータに 書かれている連絡先に連絡を取り、データの利用について 個別に交渉する必要があります。 何らかの事情でデータを公開できない場合は(絶滅危惧種に関するデータや、 知的所有権により公開が制限されているデータなど)、この方法を 選びます。 B. データファイルにアクセス可能な URL を記述する方法。 データファイルが既に他のウェブサイトやデータベースで公開されている場合は、 そのURLをメタデータに記述して、利用者をそのURLに誘導することができます。 C. データファイルを直接データパッケージに含める方法。 メタデータと一緒にデータファイルも入手できるため、利用者にとっては 一番利便的な方法です。特に問題がなければこの方法を選ぶようにしてください。