日付/時間データの単位情報

日付と時刻を表現するための特別なカテゴリです。

日付データはグレゴリウス暦で表記しなければなりません。

入力項目

  • フォーマット

    日付と時刻を表現するためにデータ中で使用されているフォーマット。

  • 精度

    データの精度を表す数値。

入力方法

データのカテゴリとして「日付/時間」を選ぶと、 属性リストページの単位情報欄に、「フォーマット」と「精度」が 表示される。そこのリンクをクリックすると、 「フォーマット」と「精度」を入力するためのページに移動する。

フォーマットの指定方法

データのフォーマットを、ISO 8601 の規定に従って記述する。

以下の記号を使用して記述する。

記号 説明
Y
M
D
h
m
s

たとえば、

データ フォーマット
2010-05-28 YYYY-MM-DD
2009/11/04 08:44:52 YYYY/MM/DD hh:mm:ss

精度

「精度」の数値の単位は、「フォーマット」の最小単位と同じだと 解釈される。

たとえばフォーマットが ‘YYYY-MM-DD’ で、精度が ‘1’ の時、 データの精度は 1日であると解釈される。

フォーマットが ‘hh:mm’ で、精度が ‘10’ の時、 データの精度は 10秒であると解釈される。

解説

‘EML Best Practices 2’ から引用。

「日付/時間」は、 グレオリオ暦の日時値であり、ISO 8601 に従う書式で表記することを 推奨される。許容される ISO 日時型の例は “YYYY-MM-DD” であり、 実例を挙げると 2004-06-25 である。 もしくは、より完全にするなら、“YYYY-MM-DDThh:mm:ssTZD” (たとえば 1997-07-16T19:20:30.45Z )。 ISO 標準形式は日付の構成要素の構造についてかなり厳格である。 過去のデータは標準化されていない日付を含んでおり、また既存の 装備(たとえばセンサー)はいまだに非標準の日付を生み出している 可能性があるので、EMLの作者たちは追加の許容可能な書式を提供した。 EMLの説明書に完全なリストがあるので見ること(第V節)。 重要な注意点として、「日付/時間」欄は持続時間を記録するのに使うべきではない。 その場合は、seconds, nominalMinute, nominalDay のような standardUnit を使うか、または customUnit を用いてその単位が SI単位系の秒とどう関係するのかを定義すること。