時間的範囲¶
データセットに含まれているデータの時間的範囲を入力します。
入力項目¶
- 種類
時間的範囲の指定方法を選ぶ。
種類 説明 点指定 ひとつの日付を入力して一時点を表現する。 範囲指定 始点と終点の日付を入力して期間を表現する。
- 日付
指定方法に応じて、一つまたは二つの日付を入力する。
日付の書式は、「年」または「年/月/日」のどちらかを使用できる。
入力する時の注意¶
日付は西暦(グレゴリオ暦)で表記すること。
日付を「年」の書式で指定する場合は、「月」「日」の入力欄は空欄にすること。
「時間的範囲」は何件でも入力できます。データが時間的に不連続になっていて、 複数の期間に分かれている場合は、それぞれの範囲について 「時間的範囲」を入力してください。
操作¶
ページ右側の「操作」メニュー¶
操作 機能 新しい時間的範囲(点指定)を追加する 点指定型の時間的範囲を新しく入力する画面を呼び出す。 新しい時間的範囲(範囲指定)を追加する 範囲指定型の時間的範囲を新しく入力する画面を呼び出す。 すべての時間的範囲をコピーする 入力済みの全「時間的範囲」をひとまとめにして コピー用記憶領域にコピーする。 すべての時間的範囲を貼付けて上書きする 「すべての時間的範囲をコピーする」を使用して コピーされたもののうち、任意のものを選んで貼付ける。 元の入力内容は消去される。
個々の「時間的範囲」に対する操作¶
操作 機能 編集 この「時間的範囲」の入力内容を編集する画面を呼び出す。 削除 この「時間的範囲」を削除する。
関連ページ¶
解説¶
‘EML Best Practices 2’ から引用。
「時間的範囲」要素はデータが収集された期間を表現する。回顧的なデータや歴史的な データの場合、その研究がまとめられた年ではないので注意。(訳註・たとえば年輪解 析の場合、過去100年間分の年輪解析を 2010年に実施したとすると、「時間的範囲」は 1910年から 2010年までとなる。)
(中略) 日付の表示には2種類の書式を使う事が出来る。4桁の西暦年、または ISO書式 YYYY-MM-DDである。
時には、データセットが「進行中」(データが定期的に追加される状態)である場合も あるだろう。現在のところ、EMLにおいて「終点日付」タグを空欄のままにしておくこと は規格違反である。この種のデータセットに対する一番簡単な解決策は、「終点日付」 要素にはデータの最新年の終わりを記入しておき、メタデータを毎年更新することであ る。しかしながら理想的には、「終点日付」タグは既にデータセット内に取り込まれて いるデータのみを反映するべきである。データをまだ利用することができない期間が含 まれるような未来の終点日を指定するよりも、その日付までの期間はデータが存在して いることを保証する終点日を、将来的により多くのデータが利用可能になるだろうとい う情報と一緒に明言するほうが良い。