方法

データの収集からデータセットが完成するまでの間に 実際に行った作業の手順を入力します。

入力項目の説明

  • 方法の手順

    実際に行った作業を、各手順ごとに、具体的に入力する。

    各手順には、以下の情報を入力する。

    • タイトル

    • 説明

      その手順の具体的な説明。

    • 使用した機器

      メーカー名、商品名、製造年、修理歴、キャリブレーョン情報など。

  • 研究の範囲

    地理的範囲、時間的範囲、分類学的範囲について、 文章による説明を追加したい場合は、ここに入力する。

  • サンプリング

    データのサンプリングに関する情報を文章で説明する場合は、 ここに入力する。

操作

ページ右側の「操作」メニュー

新しい手順を追加する 新しく手順を入力するページを呼び出す。
手順を貼付ける コピー用記憶領域にある「手順」のうち、任意のものを選んで貼付ける。 貼付けられた「手順」はリストの末尾に追加される。
範囲とサンプリングを編集する 「研究の範囲」と「サンプリング」の入力内容 を編集するページを呼び出す。
すべての情報をコピーする 全「手順」と、「研究の範囲」「サンプリング」をひとまとめにして コピー用記憶領域にコピーする。
すべての情報を貼付けて上書きする 「すべての情報をコピーする」を使用してコピーされたもののうち、 任意のものを選んで貼付ける。元の入力内容は消去される。

「手順」ごとの操作

操作 機能
編集 その「手順」の入力内容を編集する画面を呼び出します。
コピー その「手順」の入力内容をコピー用記憶領域にコピーします。
上に移動 その「手順」と、ひとつ上の「手順」の順番を入れ替えます。
下に移動 その「手順」と、ひとつ下の「手順」の順番を入れ替えます。
削除 その「手順」を削除します。

解説

‘EML Best Practices 2’ から引用(文脈を考慮して適宜改変)。

「方法」には最低1個の「手順」が必須である。またそれぞれの「手順」は 方法の論理的な一部分である。たとえば、対象地での作業、実験室での処理、統計手法 (をそれぞれひとつの「手順」として入力する)。

(中略) 「機器」は使用した装置についての十分な記述を含むべきである。 その情報には製造者、型番、キャリブレーションの期間や精度が含まれる。 装置の交換や交換日時は 記述の中でなるべく早く言及される べきである。

「研究の範囲」「サンプリング」は、研究サイトや範囲・頻度について、他の入力項目の 情報に追加して、重要でかつ詳細な情報を含むことができる。

「研究の範囲」は、研究サイトの地理的・時間的・分類学的範囲に加えて、 その研究の時間的・地理的範囲について具体的な情報を提供する(たとえば、 どの領域に関心があるのか、のような)。

(中略) 「サンプリング」 は(サンプリング情報を)文章で表現したものであり、 学術論文における「サンプリング方法」節と同類である。